Arinos/首都一帯に配送可能/カンボジアでコスメECを開始
コンサルティングを手掛けるArinos(アリノス、本社東京都、古家由也社長)は9月25日、カンボジアでEC事業を開始したと発表した。
同日、現地向けのECサイトを開設。自社物流網を構築しており、首都プノンペン一帯が配送可能エリアとなっている。大手通販企業が進出していない途上国で先行して事業展開し、シェアを獲得する。
開設したのは化粧品通販サイト「CozmePark(コスメパーク)」。
日本、韓国、タイ、欧米から仕入れた化粧品や雑貨を販売している。開設時は200品目でスタートした。
アリノスは「カンボジアでのEC展開を視野に、日用品の通販カタログを配送し、注文を受ける事業を2年ほど展開してきた。
人口250万人ほどのプノンペンでの配送がほぼ100%可能になったので、ECを始めた。運営にはECのコンサルティングで培ったノウハウを生かしている」(古家社長)と説明する。
カンボジアで広く使われているフェイスブック広告を活用し、認知拡大を図る。現地の芸能人やインフルエンサーを起用したPRも計画している。
1年後の黒字転換を目指している。
「カンボジアでECが広く普及する予測のもとに事業を展開している。
潮流が生まれるときまで事業を持続させるには、小規模でも早期に黒字化する必要がある」(同)と説明する。
出典:
日本流通産業新聞 平成30年10月11日記事より抜粋
日本ネット経済新聞 平成30年10月18日記事より抜粋