企業規模問わず経営改善・業務改善を多数手がけてきた株式会社Arinos(所在地:東京都千代田区/代表取締役社長:古家由也、以下Arinosは、社内制度として、スタッフの希望に応じてサテライトオフィスを設置する「サテライト支援制度」を導入しています。
■制度導入の背景と目的
「多様性」「リモートワーク」などのキーワードより、会社や組織に囚われずに働くスタイルが注目を浴びる昨今、個々人の働き方を実現するにあたり最大の課題となっているのが、地元に貢献したくとも働く環境がなく、東京などの都市圏に集中している状況だと弊社は考えております。
地方や地元で働きたくとも働ける環境がない=地方の産業が衰退している(または産業が無い)ことに問題があると捉えており、結果として仕事を求めて移住してしまう若者が後を絶たずにおります。
こうした「地方の仕事」×「個人の働き方」という大きな2つの課題を解決すべく、サテライト支援制度を導入しました。
■制度の概要
- 社内で進出したい地域(地方自治体)を公募
- 候補にあがった地域(地方自治体)の一次情報を収集
※実際に現地に訪れ、地方自治体・現地の企業にヒアリングを実施 - 事業モデルの構築
※各地域で事業を生み出すことが必須。弊社のマネジメント層と起案者が協力して、事業モデルを検討 - 事業のテスト実施&事業モデルのブラシュアップ
※構築した事業モデルをテスト的に実施。収益化出来るよう、事業モデルをブラシュアップする。黒字化が見込めたタイミングで、本格実施に移行 - 事業の本格実施
※弊社は、コンサルティング事業で得た知見(事業戦略の立案、業務オペレーションの構築等)、自社事業で得た成功体験・失敗体験(コンサルティング事業だけでは得られない、事業を運営する上で発生する様々な事象を理解)を活かし、事業創出を行っております。
■直近の活動
地方での事業創出の取組(サテライト支援制度)として、静岡県内部に位置する川根本町で「ゆず農家」と共同事業を行っております。
※弊社のサテライトオフィス第一号が2019年1月までに完成する予定です。
川根本町を元気にするため、ゆず農家とArinosが協業で、「ゆず事業」の六次産業化を目指し、以下の取組を実施。
- ゆずの生産
※将来的にArinosも農地を持ち、生産に携わる。 - 商品企画
- 販路開拓
- 耕作放棄地の再生
(耕作放棄地を整理し、ゆずの木を植える)