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『川根本町ゆず』で6次産業化 -ver.2 川根本町の声

 

こんにちは、Arinosの湯目です。

昨年の10月から静岡県川根本町にて、「ゆずで6次産業化を行う」という取組みに参加しています。この活動に参加して3ヶ月ですが、すでに山あり谷あり、非常に濃い時間を過ごすことができています。今回はその中でも川根本町で聞いた<声>についてお話したいと思います。

 

【プロジェクトの要約】

缶やペットボトルの普及によるお茶の低価格化により、主産業のお茶による収益が落ちている川根本町に、「ゆず」を使って新たな事業(6次産業)を生み出し、地域の魅力と収益力を強くしようという活動です。

 

いままでは農家さんが青果を卸業者に安価で流していましたが、これからは自分たちで生産したゆずを自分たちで加工し、自分たちで販売できるようにしていきます。

そうすることで、

①農家さんの収益アップ

※農家さんの収益がアップすることにより、後継者問題も解決する。

②人口流入の増加/人口流出の減少により、空き家問題が解決する

③ゆずの生産拡大により、耕作放棄地問題が解決する

等々のメリットがあります。

 

詳細は、こちらのプレスリリースをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000029693.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000029693.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000029693.html

 

 

 

 

 

川根本町はやさしい人が多く、景色もきれいで、なまりがとてもかわいいので大好きです。

なんとしてもこの町を元気にしたい。

 

 

【川根本町の声】

「はじめまして、株式会社Arinosの○○です。東京から来ました。」

 

そう言うと、

「遠くからよく来たね」

「この間も東京から来たって人がいたよ、1回きりだったけどね」

「ずいぶん若いね」

数社、東京から会社の人が来ては去っていくそうで、期待と不安が混じったような声を聞きます。

 

川根本町は496.9km²と非常に広い土地ながら、土地利用では森林の占める面積が約94%となっています。また、人口は6,680人と少ないため、集落を作って生活しています。(奥川根と呼ばれる地域に住む人は、その地域を「限界集落」と呼んでいました)

町の人は過疎化が進んでいることを危惧しながらも、どうすることもできずに不安に感じています。

 

集落には、長い間定住している方が多いため,住民相互の共同体的意識が強いことが特徴です。

そのため、外部から来たArinosの活動を町民の方々に理解してもらうことは、たいへん難しいことです。

しかし、活動を成功させるためには地域の方のお力を借りる必要があります。信頼に値する人物だと認めてもらえるよう、がんばります!

 

 

川根本町の活動については、メンバーをローテーションしながら紹介していく予定です。

次回は成田君による「『ゆず』は町を救うのか?」です!ぜひお楽しみに!