ゆず事業の推進力が凄い!
静岡県川根本町にてゆずによる六次産業化を中心とした動きが活発になっています。
クラウドファンディングでは2週間で200万円を募ることができ、目標達成まであと少しです!
興味がある人、是非とも支援したい人は下記のURLよりご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/139414
自分達の取り組みに対して色んな方々がサポートしていただけるのってシンプルに嬉しいですよね!事業を成功させ、支えてくださった方々に還元できるぐらい規模を拡大していただきたいと思います!
また、空き家問題やインバウンド対策まで行っていて、地域創生へ確実に貢献しているなと実感させられました!
地域の一体感と皆さんからの期待感を背に、どのような魅力的な町づくりを行っていくのか非常に楽しみにしております!!
静岡県川根本町で百姓になってみた話
15年間田んぼに囲まれて生活してきた私ですが、実は農業を行ったのが今回が初めてでした。
一般的にコンサルタントとして働く際は、スケジュールを引いてからいつまでに何を行うのか、具体的なアクションを落とし込んでから作業へ着手します。しかし、今回は直面した問題に対しどのように課題設定を行い、解決するかをタイムリーに行っていたため作業を短期間で終わらせなくてはいけませんでした。。。
ノウハウを持たない私たちは全てが行き当たりばったりで、農家さんからの助言を下に伐根や植樹、雑草対策を行ってきました。
そして今回は雑草対策に対し自身も参加させていただいたのですがこれが想像以上にきついのです・・・
ほんの1~2週間で雑草って群生してしまうのですね。。。
恐るべし自然の生命力!!!!
2週間前にはこんな雑草はなかったそうな!!!!
さらにArinosが使用している耕作地全体を見てみるとこんなに雑草が!!
もはや草サッカーが出来ます。
これは即刻対処しなければなりません!!そこで日光を遮断するべく、林業から生じた杉の木の皮を使って耕作地へ撒くことになりました。
廃棄になっていたものを有効活用するとともに地域の方々と助け合っていく事にありがたみ感じながらも杉の皮を頂き、あとは力技で押し切ります。そう、撒いて、撒いて撒きまくるのです。
[写真左=ゆず事業責任者 鈴木 右=株式会社Arinos代表取締役社長 古家]
メンバと掛け声かけながら近隣住民の方からお借りした台車を使って雑草の上へ敷き詰めます。
実作業を行っていると近隣の方々が声をかけていただき、農機具の使い方を教えてくれたり、私たちの取り組みに対して興味を引いて下さり、温かく見守っていただいております。
そんな中頑張ること数時間。。。
ついに、、、ついに半分ほど敷き詰めることが出来ました!!!
達成感を味わいつつも、農家さん視点での「課題」を大いに感じることが出来た貴重な体験となりました。
普段のコンサルティング業務とはまた違った魅力ややりがいがそこにはあります。今回の経験を経て、自身の新規事業も早く事業化できること、そしてメンバにも負けないぐらい魅力的な事業を創出し、町を豊かにしていきたいと強く思うことが出来ました!!早く貢献したい!!!
帰りに見た川根本町の景色は、いつもより魅力的な町に見え、またここに戻ってきたいとさえ感じました。
今後の小笠原事業について
静岡県の川根本町や秋田県大仙市と小笠原諸島の大きな欠点は
なんと言っても交通の便です。
新幹線を使えば2~3時間で到着しますが、小笠原諸島までは24時間、かつ船の就航は週一回なため一回の出張で比較すると重みが違うのです。
地方創生を行う場合、地域住民や自治体、民間企業を巻き込むことが大切です。
それを成すためには密な関係性が必要とされ、東京の企業が地方と関わるには足繁く通うことが不可欠になるのです。
そうしたアプローチが難しい今、どうやって事業創出を実現させるのか?について話し合う日々で苦戦しております。
今後の進め方としては
可能な限り、事業モデルの仮説を作っていきます。
どのモデルが最適なのか、現地に行かなければわかりません。
出張前にできることは現地に出向いた際、どのモデルに当てはめることができるか?かつ、その場で相手方に納得感のある提案をしていかなければ次に繋ぐことが難しいので必死に事業案を構想中です!
そんな窮地に立たされながらも、他地方で奮闘しているメンバと情報共有していくことで思わぬ新しい事業構想案の芽が出来るのです!
少しずつでも確実に進展していく事に面白みを感じている最近です。
難しいと思えたものが次第に可能性を帯びてきたあの瞬間がたまらない!!
久々のブログ更新で少し長くはなりましたが、ここからさらにスピードを上げて推進していきますので、次回も見ていただけますと幸いです!
では!