■大仙発のビジネスを
大仙市大曲中通町でシェアオフィスを運営している同市の会社・COZYは、入居しているコンサルタント会社Arinosと連益し、無料の事業創出ワークショップを12日から始める。地方発の新たなビジネス立上げを支援し、地域経済の活性化につなげたい考え。
■12日から起業支援へ無料講座
ワークショップは起業したい人や新たな業種に挑戦したい地元企業を対象に開き、定員15人。講師はアリノスの古家由也社長(35)、大仙市に駐在する須田一貴さん(28)が務める。
まず12日、26日、11月16日の3回にわたって事業計画書を作る。事業の内容や必要な運転資金の額、5年間の収支計画などを詰める。
その後は須田さんらが、受講者の必要に応じて銀行などに同行し、資金調達ができるようフォローする。受講者の事業運営にも協力する。
■ワークショップから起業し、オフィスに入居する人が出てほしい
須田さんは、「知識ゼロでは難しい資金集めや営業も、きめ細かく支援したい」、コージーの石川穣社長(42)は「地方でも、起業したい人は多いはず。ビジネスを軌道に乗せ、オフィスに入居する人が出てほしい」と話した。
出典:
秋田魁新聞 令和元年10月8日朝刊記事より抜粋