■自己紹介
はじめまして。4月からArinosに新卒入社し、事業創出事業部に配属となりました平本崚です。学生時代では神奈川県にある限界集落にて地域課題の解決を目的とした、野菜の収穫体験イベントの企画や、耕作放棄地を再生し果物の栽培を行っていました。趣味は釣りと車中泊で、釣り歴18年の釣りバカです。連休があれば、東北や関西の方まで遠出し、下道で車中泊しつつ旅に出ます。
■学生時代について
学生時代に一番注力していたことは、神奈川県にある青根という限界集落で行っていた地域課題の解決を目的とした活動です。青根は人口減少による、
・耕作放棄地や空き家の増加
・農家の後継者不足
などの問題に直面していました。これらの問題を解決するため、地元住民や自治体と一緒に
・耕作放棄地での果物の栽培
・空き家を活用した民宿の運営
・地域でのイベントの企画
・地域の情報発信
を行いました。これらの取組は地域で初めての試みで、住民と話し合いを重ね、イベント会場や農地を借り、地元住民や自治体と共になんとか形にすることができました。しかし活動を継続し、規模を拡大させていくことや、農家の後継者を増やすことはできず、自分のスキルの足りなさを痛感した経験でした。継続可能な事業施策こそ、課題解決の鍵であると気づかされ、これらを実践的に行い、力を身につけることができる会社で働きたいという目標を持ったきっかけでもありました。
■入社のきっかけ
活動を行う中で、地域課題の根本を解決するためには、「収益を生む(ビジネス視点)」ことが重要であると感じる場面が多くありました。例えば、イベント運営はボランティアの方々のサポートを受けつつ何とか形にすることができたのですが、収益を生んでいなかったため、
・翌年同じことが出来ない(継続性がない)
・根本課題を解決することが出来ない(範囲が限定的)
という問題に直面しました。そこで、収益を生むことと、地域課題の解決を両立する事を軸とし、就職活動を行っていたところ、Arinosの「魅力的な産業を創出し、地域の課題を解決する」というビジョンに惹かれ、入社致しました。
■Arinosの印象
社員の方々がとてもフレンドリーな印象です。入社初日から先輩社員とランチへ行かせていただいたり、事業部の異なる社員の方々ともお話させていただいたりもするので、風通しの良い職場であると感じています。一方で仕事には真剣に取り組んでいるので、仕事のメリハリがしっかりしています。優秀な先輩社員に早く追いつけるよう、私も努力してまいりたいと思います。
■今後の抱負
将来は、全国的に人口減少や担い手不足といった課題を抱える地域の課題解決に貢献していきたいと思います。そのためにもまずは、学生時代に経験した、地域住民の暖かさや現場でのリアルな住民の声を忘れずに、地方の起業志望者の事業立ち上げ支援を行えるよう努力していきたいです。