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事業創出プログラム事例紹介②_株式会社icHiRi

BCD部門の須田です。事業創出プログラム利用者紹介の第二弾をお送りします。

今回は、助成金/補助金の申請を自動化する事業を行っている株式会社icHiRi階堂さんをご紹介します。

 

株式会社icHiRi 階堂社長の事業への想い

事業者の人材育成と、助成金・補助金の取得サポートを実施してきた中で、多くの企業が助成金・補助金の獲得に課題を感じていることを痛感しました。助成金獲得のハードルを下げ、活用につなげることで、中小企業の「資金余剰」を作ることができ、職場環境の整備や、新規事業への投資を支援し、収入アップ、魅力的な事業の創出へつなげることができると考えています。

 

<助成金・補助金の獲得時課題の例>

・自社が活用できる助成金/補助金がわからない

・手続きが煩雑で申請が難しい

・申請したが、通らなかった。

 

事業概要

中小企業向けに、①助成金・補助金の提案(情報提供)~活用までを自動化するツールの提供、②労務管理のソリューション提供、③研修サービスを提供致します。

※情報提供、自動化ツールの両方を行っている企業は少なく、差別化要因となります。

現在の状況

金融機関から1,100万円の融資、弊社からの出資が完了し事業をスタートさせています。

出資するだけではなく、①事業計画の作成、②自動化ツールの開発、③プレ営業のサポートも合わせて行っております。

※当社は事業パートナーという立ち位置でお客さんの事業に寄り添います

(コンサル、ベンチャーキャピタルとは違います)

 

<進めてきた内容>

・事業計画書の作成

事業コンセプトの作成

(自社のビジネスは世の中にどのような価値を提供しているものなのか?)、

事業アイデアの抽出を行った上で、事業計画書への落とし込みを実施。

その後、

・資金調達のサポート

・事業の伴走支援

(小さい投資で複数施策を回し、収益化する方法を検討)

を行っております

・助成金/補助金申請の自動化ツールの開発

自動化ツールの全体像を検討した上で、最低限必要な機能を定義し、

開発会社に実装を依頼しています。

既に開発はスタートしており、2021年3月にリリースする見込みになっております。

リリース後、ユーザーの反応を見ながら改善を行い、全体像実現に向けて段階的に機能を拡充していきます。

※初期の開発費は弊社が負担しております。

・助成金/補助金申請のプレ営業

中小企業をターゲットにプレ営業を実施しています。

顧客ニーズは高いものの、申請タイミングで必要な書類・設備が揃えられない(自社で)企業が複数存在することが分かりました。

完全自動化を目指しつつも、書類・設備を準備するタイミングでのサポートを行う必要性があると感じています。

※これらの課題は、自動化ツール開発に反映させていきます。

 

今後について

助成金/補助金申請の自動化ツールをリリースするタイミングで安定して事業を運営できる体制をとるため、事前登録者数を確保していきます。

2021年3月のリリースに向け、事前登録者数100人を目標に営業活動をしていきます。