どうも、Arinosの鈴木です。
10月から静岡県川根本町でゆず事業における6次産業化支援に取り組んでいるのですが、その中で最近思っていることを中心に簡単ではありますが、つづりたいと思います。
<どんなプロジェクト?>
静岡県川根本町はお茶の町で「川根茶」は日本三大銘茶の一つとされています。
その川根茶も、ペットボトル飲料が普及し100円でお茶が手に入る時代になり、お茶が産業の根幹である川根本町は大きな打撃をうけているわけなんです。
その状況を踏まえて、新たに事業の柱をたてないと今後まずいよねってことで、昔ながら細々と生産をしてきたゆずに着目しました。
いままでは農家さんが青果を卸業者に全量流す事業モデルでしたが、これからは自分たちで生産したゆずを自分たちで加工し、自分たちで販売できるようにして、農家さんが儲かることで、人口減少や後継者不足、空き家、耕作放棄地などの問題を解決し、町に元気を取り戻そう!というのが、プロジェクトの概要です。
(そもそもの始まりは、静岡県富士宮のお茶農家さんへの新商品開発のお手伝いしたことがはじまりでした。そのプロジェクトでは、新商品開発に必要な資金をクラウドファンディングで調達すること中心に行い、(結果100万円以上の調達に成功)それがきっかけで、ご縁があり川根本町とつながりました)
詳細は、こちらのプレスリリースを見てください!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000029693.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000029693.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000029693.html
↑先日、ゆずの収穫を手伝ってきました!
<地方創生ってよく聞きますが>
少し話は変わりますが、「地方創生をやりたい」って人結構いると思うんですよ。
地方出身の方は特に。
僕も同じで、将来的には地元に帰り、地元を盛り上げるための事業をはじめたいと社会人になったころから考えていて、また、そういう想いでArinosに入社しました。(転職組です)
ただ、昔の自分に言ってやりたいですね、「地方創生、地方創生っていうけど、思ってるほど簡単じゃねーぞ」と。
実際、地方は首都圏に比べ、情報がおくれていたり昔からの商習慣がまだ抜けずにいたりと、「ブルーオーシャンじゃん!」という見方もできるかもしれません。
しかーし、事業を進めるにあたり様々な障壁があるのですよ。
地方出身のかたはご存知かもしれませんが、新しい人・新しいもの・新しいことをなかなか受け入れられない閉鎖感みたいなものが地方にはあって、一方で事業を起こす際には地場の人たちの理解や協力がないとうまくいかない面もあり、んーーと思うことは多々あります。また、国としても「これからは地方だ!」と言いつつも、民間企業が進出するためのサポートとなる制度もまだまだ物足りなさを感じることもあります。
とまあ、ネガティブな文章を書きましたが、悲観的にとらえているわけではなく、この状況を打破して成功事例を作ることが事業をすることのやりがいであり、社会的な意義も達成できるものだと考えています。
まだまだスタート地点ではありますが、今後の活動も配信していく予定でおりますので
乞うご期待!!
TO BE CONTINUED