皆様、こんにちは石崎です。いつもは出張のレポートなどが中心でしたが今日はちょっと真面目なブログです(笑)みなさんは「地方」と言うとどのようなイメージがあるでしょうか?現在、Arinosでは日本の地方創生を真剣に成し遂げる為の新たなモデルを作ろうとしています。今回はその取り組みをより具体的に御紹介したいと思います。
まず今回の背景ですが、地方で人材不足が深刻というのは皆さんもご存じかもしれません。総務省が発表している人口の推移では、15歳~64歳の働きざかりな世代が右肩下がりになっており、地方に多い中小企業では約7割、人材不足を感じているという状況です。どうしても人材は首都圏に流れてしまいますからね。。
現在、我々Arinosが再創生に取り組んで入る静岡県の川根本町では、日本3大銘茶である川根茶の価格下落という課題がさらにあり、お茶の下落の影響で、引継ぎ手がいなくなる(若手の流出)、高齢化により、生産量を増やすことが難しくなる、利益を上げるために生産以外の業務(商品開発・マーケティング)が必要になるが、人手もノウハウも乏しいので難しいという悪循環に陥ってしまっています。お茶に変わる商品なども挑戦しているが、上記理由もあり中々上手くいっていない状況です。
そこで私たちは地域の農家さんと協業してゆずの6次産業をスタートさせています。ゆずの6次産業で地元の農家さんが儲けれる農業の仕組みを作り、挑戦したいという若者がこの町に多く来てくれることで、後継者不足の解消に繋げたいと考えています。詳しくはプレスリリースをご覧ください。
ここからが新しい取組の説明です。私たちArinosのグループ会社であるArinos Lankaのスリランカ人材紹介サービスを用いて地方の人材不足という課題に対して、地域企業さんと解決に向けて本気で動き始めます!私たちは事業開発、新規事業のオペレーション構築のプロフェッショナルです。そして、地域企業の強みは地域での信頼感やネットワークを活かせる事。実際に川根本町での6次産業でも地域の農家さんと協業する事で、ゆずの生育が順調に進み、また農地の拡大なども一気に進んでいます。また私たちは今まで農家さんが持てていなかった東京の販売販路を紹介させていただいており、販売増に貢献しています。Arinos×地域(農家さん・企業)が協業する事で地方での事業拡大に向けてスタートダッシュが切れると思っています。
静岡県川根本町、秋田県大仙市、そして今回新たに取組を行う地域と、私たちは様々な形で地方に強い産業を作り(若しくは今ある産業を強化する)、47都道府県すべてを元気にしたいと考えています。そしてArinosでは一緒に地方を盛り上げたいという方を募集しています。是非応募お待ちしております!
詳しい企業名や地域など書けなかった部分もありますので、改めてこの場で正式にお伝え出来るようにします!
ヒントはTOP画像です(笑)本件にご興味、ご関心がある方はお気軽にご連絡ください。
【データ出典元】
・中小企業庁ホームページ2018年度版「中小企業白書」
・中小企業基盤整備機構 中小企業アンケート調査報告
【本件に関するお問い合わせ】
氏名:石崎 翔太
事業部:事業創出事業部
Mail:shota.ishizaki@arinos.co.jp
【スリランカ人材紹介に関するお問い合わせ】
氏名:北村 貴志
事業部:スリランカ事業部
Mail:takashi.kitamura@arinos.co.jp