初めまして、Arinosコンサルティング事業部の久門です。
私はこれまでRPAエンジニアとして、PC業務の自動化を目的に、業務に従事してきました。
アリノスでは業務の整理や、ツールやコードを活用し、ソリューションを提供すべく働いています。
◆私のこれまで
私は元々BPO業界にて、受注した業務のフロー策定や現場運用を行う、マネジメント職・文系職として働いていました。
ですが、ある事務作業を巻き取ったことがきっかけで、エンジニアとしてのキャリアがスタートしました。
この作業は
①複数サイトからデータダウンロード
②集計・加工・集約
という内容で、3時間位のルーティンだったのですが、これが劇的に退屈でストレスフルだったんです!笑
紙データをエクセルに手入力、、同じ手順で繰り返しファイルをダウンロード、、。
単調で退屈で、かつ正確性を求められるミスの許されない仕事。
その上、付加価値を加えられない仕事。
これまで通り運用するモチベーションがドンドン下がっていきました。
・・なんとかして、自動化したい!
元々、大学で学んでいたプログラミングの知識と、現場で埋もれていたRPA*を活用し、悪戦苦闘しながらも3時間分の作業まるまる自動化することができたんです!
これが自分のRPAエンジニアとしてのキャリアの始まりでした。
その後、並列展開で、現場の様々なPC業務を自動化・効率化していきました。
*RPAとは
今まで人手で行ってきた事務作業を自動化するためのツールで、働き方改革、生産性向上の必要性が叫ばれる中で脚光を浴びることになった技術です。
◆業務効率化の意義
現場の負担を減らし、定型業務から解放されて、事業を成長させる創造的な仕事に転嫁されるという意味で、この仕事の意義は大きいと思っています。
ただ一方で、「仕事を無くすことが仕事」というのは、その持ち場を懸命に守ってこられた方々がいたという事実を重く受け止める必要があると、職業上複雑な想いを抱えざるを得ませんでした。
第四次産業革命と呼ばれる今、これまで人が領分だと思ってきた仕事の一部は、これから減っていく流れの中にあると思います。
◆アリノスとの出会い
そんな中、アリノスに決めたのは、業務改善、効率化の他に、「地域事業創造」に取り組んでいる会社だったからです。
社会を効率化するだけではなく、地方を中心として新しい産業、雇用、そして新しい生き方を創造する。
アリノスの哲学を、メンバーと接する中で、事業姿勢を知る中で、理解し、惹かれていきました。
また、個々人が研鑽に勤めていて、かつ和気藹々とした会社の雰囲気、鉄火場のように熱く仕事に向かう皆さんの雰囲気に強く惹かれて、ここで働きたい!と強く思いました!
人が人であることの意義が問われる時代にあって、その答えを会社と会社の先輩方と探し求めてゆきたいです。