Interview

コンサルティング事業部 2018年新卒入社 成田 陽一

■はじめに

 

 18卒の成田です。今年度入社したわけですが、簡単に、Arinosを選ぶことになった経緯をお話ししたいと思います。

 私は、就活するとき、ビジョンに共感できるという軸で企業を探していました。
ビジョンは企業の中で変わることがないからです。

 そして、社長と面談する中で、Arinosのビジョンに共感し入社を決めました。
具体的には、Arinosには、中小企業の引継ぎ手が少ない中で、海外の優秀な人材に日本の中小企業に来てもらい、事業を回復させるというビジョンがありました。

 その布石として、現在、海外で教育事業(スリランカ)を展開しているという話を聞き、そのようなビジョンを持ち事業を進めているArinosに入社したいと思いました。

 

■一日の流れ

8:30〜      起床

9:30~10:00    出社

10:00~19:00     コンサルティング業務

20:00 〜    自由時間(自社タスク、読書、録画した動画を見る etc)

 

■コンサルティング案件で得たこと

 研修を終えて、コンサルとして、業務自動化の開発案件に入りました。入って数か月は、何をどのようにすればいいか分からず、日々、「こう実装したらうまくいくのではないか?」「このようにコミュニケーションをとるとうまくいくのではないか?」と改善していきました。

 すると、お客さんとも直接対話することができるようになり、また、開発に関して質問されることが増えるようになりました。色々な情報が集まり、プロジェクトの一員として役に立っている実感がわいてきたとき、同時にやりがいも感じるようになりました。

 ITと事業は密接に結びついています。業務にシステムを導入することもありますし、一見システムが関係ない事業でも集客でアプリを開発することもあります。

初めての案件として業務の自動化の開発を経験することで、開発の全体の進め方を理解することができ、現在、開発の方と話をしながらプロジェクトを進めることができるようになりました。

 

■事業創出~地方で若者が戻ってくるような事業を作る~

 新規事業として、静岡県川根本町のゆず農家と組んで6次産業化を進めています。

静岡県川根本町は、お茶の名産地として知られていますが、近年は、ペットボトルのお茶の台頭や後継者不足問題により、産業が停滞しています。

 以前川根本町に訪問した時に、農家さんの、川根本町を何とかしたいという熱い思いを受け、その思いに応えたいと思うようになりました。魅力的な事業を生み出し、若者が住みたいと思うような町にしたいと考えています。

 現在は、ゆずを使った商品開発や、農地を借りてゆず栽培に取り掛かるなど、手を動かしながら事業を進めています。

 事業をする上で苦労することは、リソースがそろっていない状態でどのように商品開発をしていくかということです。

 どの商品に注力するのか?レシピは誰が考えるのか?

型が決まっていないからこそ、どこに資金を使うのか検討する点が面白くもあり難しくもあります。

 

■Arinosで仕事をしていて感じること

 ビジネスが好きだなという気持ちは昔からありました。儲かる裏側にはどんなからくりがあるのだろうか?なぜこのお店にはこんな人が集まるのだろうか?そんなことを今でも日常的に考えてしまいます。

 しかし、学生時代、そんなビジネスが嫌になることがありました。事業立ち上げや起業は、どうしてもこの課題を解決したいという人が取り組むべきものと考えていました。「どうしてもこれをやらなければならないという気持ちがないのに、これをやる資格があるのか?」ということで、好きなビジネスと向き合うことをやめていた時期もありました。

 もちろん、この事業でなくてはいけないという人もいて良いと思います。実際、そのような人は、事業を前に進める力は強いと思います。(社内にもそういう人が何人もいます)

 ただし、それがすべてではなく、事業を生み出すこと自体を楽しむという発想があってもいいのではと思います。私は、Arinosの、「ビジネスを楽しみ、新たな価値を創造する」というミッションが気に入っています。ビジネスを考え、実行することで関わっている人が喜んでくれることが嬉しかったり、これ受けるかなというアイディアをやってみたときのワクワク感だったり、そういうことを楽しみながら事業を進めていこうという雰囲気が私は好きです。

  

 そんなArinosで、近い将来、ビジネスを仕掛けられる人になりたいと考えています。Arinosから面白い事業が生まれたというときには私がいるというくらいになりたいですね。

 まだまだ私は事業を回すという意味でスキルが足りていないと感じています。そんな事業をより速く回すのにコンサルのスキルは役立っていると感じますし、一方で、なんだかわからないことに対して策を打ち、それを信じて前に進める事業ならではの経験もできています!

 

■お仕事グッズ

 「バタフライボード」です!ノートみたいですが、実はホワイトボードのようにペンで書いて消せる優れモノです。シンプルなデザインと滑らかな書き心地が好きです。

 人に何か説明したいときや、ミーティングでホワイトボードの代わりとして使ったりします。

 

■おすすめの本

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?:山口周

 システムが急激に変化する現代社会において、ルールだけをよりどころにすることは危険であり、自分の価値観や美意識を持つことが重要というところに共感しました。

 効率化や合理化とは異なる選択肢意識づけてくれる一冊です。