Interview

コンサルティング事業部 2018年新卒入社 渡辺 純希

はじめに

 

Arinosに新卒で入社して10か月目になりました、コンサル事業部の渡辺といいます。

入社する前は、「絶対に解決したい!」と心から思えるような、社会における課題を見つけられた時に、それを解決していくうえで土台となる力を身に着けたいと思っておりました。そこで、「土台となる力」とは何か?と考えたとき、今後は世の中のIT化が進み、時代の流れもどんどん速くなるという考えから、

  1. ITに対する深い理解
  2. 初めてのことでもスピーディに理解・習得する力
  3. 実際に課題を解決する力,解決してきた経験が必要になるのではないか?と思っていました。

そんななか、Arinosが「コンサルタントとして多様な業種・職種のクライアントが抱える課題を整理し、解決策を提案する」だけでなく、「システムや業務を自動化するロボットの開発を用いることで、解決するところまでフォローしていく」ということをしていると知り、先述した「土台となる力」を身に着けるうえで最適だと考え、入社することを決めました。

 

一日の流れ

日中は担当しているクライアントの企業へ赴き、夜はArinosが行っている自社プロジェクトのタスクを行っています。(現在はRPAツール開発の入門書の執筆を行っています!)

8:00〜 起床

9:00〜 出社

18:00〜 20:00 コンサルティング業務終了

20:00〜    自由時間(自社タスク、音楽鑑賞、筋トレetc)

 

Arinosでやっていること

現在はクライアントの会社に常駐しながら、RPA(ロボットによる提携業務の自動化)システムの導入支援業務を行っています。

実際に行ってきた事例としては、「定型業務を自動化することで、将来的な業務量が増加した時に対応できるバックオフィスを構築したい」「より競争力を高められる創造的な領域に人的資源を集中させたい」といったご要望を持った、大手金融機関様や大手通信会社様において、主にデータの集計やチェック、メール送信などの業務を自動化してきました。

具体的なタスクとしては、お客様が自動化して欲しい業務のヒアリングや、ヒアリング内容を元にした要件定義・仕様書の作成、システムの開発・テスト、システムに障害が発生した際の保守対応まで幅広く行っておりました。

 

仕事を通して学んだこと

大きく3つあります。

1つめは、IT全般やシステム開発に対する網羅的な知識、経験です。業務を自動化するうえで、お客様が普段使っている、様々な種類のシステムやアプリケーションを触らせていただくことが多いので、システムの使い方はもちろん、ネットワークやセキュリティなどについて広く知識を得ることができました。

また、一般的なシステム開発だと、新人はテスト(システムが要件通り動くかの検証)だけをやらされることが多いのですが、RPAの導入支援では、1つ1つのシステムが小規模ということもあり、開発からテスト・保守・お客様とのコミュニケーションまで一気通貫で任せていただけています。そういった環境にも恵まれ、システム開発における網羅的な知識・経験を得ることができました。

2つめは、課題解決力です。クライアントの会社で業務を行っていくため、初めて触れるシステムや概念、用語などをスピード感をもって理解し、そのうえでお客様の現状把握・課題解決をしていく必要があります。そんな状況の中、はじめのうちはスピード感も無ければお客様との認識齟齬が生じるなど失敗ばかりでしたが、どんな課題でも、内容を整理し、Todoレベルまで細分化・タスクの優先順位付けをするといった手順を踏んだうえで取り組んできたことで、まだまだ至らぬ部分はあるものの、課題解決までにかける時間や品質において少しずつ成長することができています。

3つめは、徹底した顧客目線です。システム開発でも、コミュニケーションでも、「ただ作って終わり」「ただ説明するだけ」でなく、「お客様にとって一番ベストな状態」を、追及したうえでアウトプットをしていくため、自然と顧客目線が身についていきました。

もっとも初めは独り善がりだったのですが、Arinosで一緒に働く上司や仲間の手厚いアドバイス・サポートのおかげで、日々学び、成長を実感しています。

 

将来の目標

正直、「絶対これをやるんだ!」といった確固たる目標はありません。しかし、冒頭に書いたように、いつの日か絶対に解決したい課題を見つけたり、自分の周りで困っている人が現れた時に、サポート(ただの助言ではなく、実際に問題を解決まで)するための手札は多ければ多いほうが良いし、強ければ強いほうが良いな、ということは常日頃から考えています。

そういった意味でも、「徹底した顧客目線を持って、スピーディに課題を把握・整理し、システムを用いて実際に解決する」といった経験ができるArinosでの仕事は、確実に自分の理想に近づくための一手になっているのではないかと思っています。

また、社長や他の社員とはかなり距離が近いので、目標をもってバリバリ事業を推進している先輩方や、社長と直接キャリアの相談ができる環境もあります。しかも、決してポジショントークなどはなく、自身の現状と目指す方向性について、親身に現実的な助言をいただいているので、少しずつではありますが、将来目指す姿ややっていきたいことの解像度が高まっていっています。ですので、僕に関してはほぼ毎週のようにキャリアの相談会を開かせていただいています笑。

 

渡辺の仕事グッズ

「グッズ」と呼んで良いかは分かりませんが、「Evernote」というアプリがお気に入りです。仕事で学んだことを時と場所に縛られずにメモ・整理・検索ができる優れものです。

 

渡辺のおすすめ本

「コンサルタントの質問力」
コンサルタントに限らず、人と関わる仕事全てにとって重要な「質問力」について書かれています。この本に書かれていることを無意識にできるようになった時、ビジネスパーソンとして頭一つ抜けるのではないかと思います。